東京オートサロン2011の時点でのSchwarzer完成度は70%程度。これは東京オートサロン2011で取材を受けた際に公言している正確な進捗状況であった。見た目は完成しているように見えて、ロベルタインストール、マフラーエンド修正、HID取付、ハブボルト&ハブベアリング交換、塗装磨き直し、内装アルカンターラ張替え、車高調整&アライメント調整、スピーカー交換、バッテリー交換、カメラインストール、エンジンチューニング、とまだまだ作業内容を多く残している状態であった。東京オートサロンの次の目標は春の北海道上陸(納車)になり、作業もそれに向けて急ピッチで進められた。課題こそ多いものの、東京オートサロンという1つの大きな目標を超えたことによって、Schwarzerのチューニングの1つ1つが大きいものに感じられたと同時に、完成した時の姿に大きな期待が出てきた。残り30%の作業は、他人が外から見ても変化を感じない程度のものである。しかし、その進化はチューニングしているAbflug関係者、そしてオーナーである私から見れば顕著なものであった。
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