AbflugのデザインスタイルはまずCGを使った顧客との綿密なるミーティングから始まる。 CGは上保社長自らが製作して、言葉で伝えたイメージを、具体的なグラフィックスで表現してくれる。 私のもとに最初に届いたCGは正に想像を絶するくらいの完成度で、S900が本当にここまで変身できるものなのかと驚くばかり。 リアデザインについては、かなりの回数のミーティングを重ねることで徐々にデザインが決まるのかと思いきや、もうコレで進めましょう!と言ってしまうくらいの完成度だった。 リアオーバーハングに関しては、実際に造形してみないと、長さは決まらないとのことだったが、オーバーハングは極力ショートでコンパクトになるようにオーダー。 また、JZA80純正のリアゲートではリア見切りラインが高い位置にあるため、FRP製のリアゲートを削り、リア全体をローマウント化することにした。 テールランプにはIPF製のフェラーリチックな物があったのでそれを採用。
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