車は『すすむ』『とまる』『まがる』という基本がしっかりできれば問題はない。操縦安定性が良ければ更によい。昨今のフラグシップスポーツカーと比較した場合Schwarzerという車は決してパワーのある車ではないものの、ドライバーが安心して運転できる車両を目指してチューニングされている。エンジンチューニングは吸排気程度のライトなメニューでありながら、足回りなどパーツは、大型ブレーキキッド、ロベルタカップ、車高調整式サスペンション、キャンバー補正キッド、軽量ホイール、スポーツタイヤなど、基本走行性能を重視したメニューとなっている。また空力的性能は全日本GT選手権で現役のメカニックを務めている高橋モデラーのノウハウにより様々な工夫が盛り込まれている。特に冷却関係にはアウトレットダクトの形状よってインタークーラーからラジエター&オイルクーラーは効率良く流体が抜け、冷却性能の向上に繋がっており、街乗りからワインディングまで申し分ない安心感を持って操縦できる性能を実現している。
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