用語解説|Schwarzer WebSite -アブフラッグ・シュヴァルツァー-
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デザインミーティング等で交わされる専門用語についての解説です。説明が間違っている事もありますので、参考程度に閲読頂けると幸いです。
用語解説と同時にSchwarzerに当てはめた説明をしています。


アブフラッグ
正式名称:株式会社アブフラッグ(Abflug Co;Ltd)
静岡県御殿場市にある車のチューニング会社。国産スポーツカーではSupra,GT-R,Z,RX-7のチューニングで有名。
ポルシェやフェラーリといった高級外国スポーツを扱う『GALLANT ABFLUG』ブランドも並立し、国境関係なく様々な車のチューニングを行う。
外装内装エンジンを問わず車のことであれば、トータルでコーディネイトしてくれる。特に外装チューニングのデザインセンスは和製ピニンファリーナの呼び声が高い。

上下(うえ・した)
Abflugはアトリエ(ショールーム)とファクトリー(工場)に別れており、アトリエから見て上った位置にあるファクトリーを『上』と呼び、アトリエの事を『下』と呼ぶ。
『うえ』『した』はAbflugに行った人なら必ず聞くといえるくらい社内では日常的に使われる略語なのである。
上はモデラーさんやメカニックさんが働いており、Schwarzerのデザインミーティングも大半が上で行われる。
下にはフェラーリ、ポルシェと言った高級外車が展示されており、振舞われる美味しいコーヒーを飲みながら机上の打合せなどを行う。
ちなみに上と下の距離は500m程度で車で移動なら距離を感じない程近距離である。

ウレタンモデル
発泡ウレタンを削り込んで製作するモデル。クレイと比較して軽量であり、基本的に削るのみのモデリング方法。
クレイの様に、削る+貼るの繰り返しでデザインを煮詰めるのではなく、CAD等でデザインが決定している物に対してのモデリングと言える。
一度削ったウレタンをもとに戻すことは出来ないため、削り過ぎた際は再度ウレタンを流し込んでの削り込みとなるため、熟練された技術が必要。

ガイドコート
面出し作業中に、ヤスリの当り具合をチェックするべく塗布するもの。
ボディー表面に吹き付け、薄く延ばして使用する。
ガイドコートが塗布された直後は、スプレー缶による悪戯のようにも見えるが、塗り延ばすと若干芸術的な面になる。

ドアパネル
一般的なドアパネルは車内側の樹脂製パネルを指すが、ミーティング上でのドアパネルというのはドアの外側を意味している。
純正ドアの外側にデザインされた異形状のパーツを付けることにより、車の横幅はワイドになり、凹凸による抑揚が生まれデザインの幅が生まれる。
Schwarzerのドアパネルは高級外国スポーツカーのみが持つ碇型(なで肩の反意語)を忠実に再現。日本のスポーツカーには無いデザインで独自性を出している。

ディフューザー
リアバンパーの下部に設置して、車の下を流れる空気を効率良く後方に流すことにより、ダウンフォースを生み出すアイテム。RUD(リアアンダーディフューザ)と略されることもある。
空気が速く流れる事により圧力が下がり、圧力の低い部分へ向かう力が働く。ディフューザーを装着した車はこの力を利用して挙動を安定させている。
またディフューザーの形状は様々であり、形状によっては、流体を絞る事により流速を上げて低圧を作り出す効果を狙ったものもあり、この効果は一般的にベンチュリー効果と呼ばれている。

パーティング
パーティングラインの略。接合部の意味を持ち、パーツとパーツの境界線または部位と部位の境界線を意味する。
たとえばウレタンによる造形を行う場合、フロントバンパー、ボンネット、フロントフェンダーは最初一体であるが、別パーツにする為に引くカットラインの事をパーティングラインと呼ぶ。
プラモデルの表面に入っている線は、プラスチック金型のキャビとコアの境界線であり、それもまたパーティングラインと呼ばれている。

ハードモデル
造形されたウレタンモデルの上にGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)シートを被せて、樹脂で固めたモデル。
ウレタンの形状に沿って固まるため、型取り用のマスターモデルとして利用される事が多い。
Schwarzerは完全なone & onlyプロジェクトであるため、ハードモデルをそのまま外装パーツとして使用している。

べゼル
ヘッドライトの内側の壁。ヘッドライトインナーべゼルの略。ライトユニットの個数や形状に合わせて造形される。
大衆車の場合、反射効果を狙いシルバーメッキが一般的であるが、近年のスポーツカーではべゼルをボディー色と同色にすることが多い。
Schwarzerの場合はボディー色の黒に合わせたべゼルとなっている。

リアゲート
一般的に言えばトランクのフタとみたいなもの。JZA80の場合独立したトランクルームは無く、車内から全て貫通しているため、後方の門または扉という意味でリアゲートという。
Schwarzerのリアゲートは、JZA80用のFRP製リアゲートを加工して製作している。金属製の純正ゲートでは加工性が悪く手間が掛かるということでFRP製を採用。しかしJZA80の面影は皆無。
オーナーが好まないダックテールデザインを一新し、リアの視覚的重心を下げている。

ワンアンドオンリープロジェクト
近年Abflugが特に力を入れている、オリジナルカスタマイズサービス。(One & Only Project)
既存の製品を取り付けるのではなく、製品をオーナー仕様にカスタマイズして装着、または製品を一からデザインし、世界に一つだけのパーツをインストールする。
既存製品と比較して費用がかかる場合が多いが、自分好みにカスタマイズされるため費用対効果は大きい。
デザインに関しての知識が無くても、好みを伝えることによりC.G.が作成され、素人でもデザインを煮詰めることが可能となっている。

BN
ボンネットの略。
SchwarzerのボンネットのモデリングにはS900のボンネットが利用され、ボンネットのハードモデルが完成した後、骨格のみが再利用され、強度は一般的なエアロボンネットに等しい。
ボンネット上に開けるダクトのモデリングは、ウレタン造形時には強度的問題により造形する事ができないため、ハードモデルが完成した後に行われた。
ボンネットにはAbflug製のステーが取り付けられ、エアロキャッチ式ボンネットピンと純正のキャッチの併用により安全性を向上させている。

FBS
フロントバンパースポイラーの略。
Schwarzerのフロントバンパーの内部には造形時にだけウレタン量セーブのためにオーナーが5年使用したS900のフロントバンパーが埋め込まれていた。
内部のバンパーは造形時に新しい形に合わせて削られ、ハードモデルが完成した後にウレタンと一緒に取り除かれている。
ベース車両のライト輪郭を残すことない(面影を残すことない)新設計フロントバンパー。S900と比較してフロントに向かっての絞りを抑えてクスエアなデザインとなっている。

MTG
ミーティングの略。電話MTGは電話による打合せなど、Abflugとの書き言葉による会話ではしばしば出てくる。
デザインミーティングは主にクライアント一人一人に用意されるパスワード制のミーティングボードにより行われる。
自分が思うカスタマイズを形にすべく、綿密なるミーティングが重ねられる。

RBS
リアバンパースポイラーの略。
Schwarzerのリアバンパーは、オーナーが子供の頃から憧れていたイタリア車(Ferrari F50)のデザインがモチーフになっている。
S900のRBSと比較して後方に向かっての絞りがなく、FBS同様スクエアなデザインを取り入れると共に、ワイドになっている。
IPF製のランプやF430用のカーボンディフューザーを取り入れることにより、より海外の高級外車の雰囲気を演出している。

RUD
リアアンダーディフューザーの略。
SchwarzerのRUDはGALLANT ABFLUGがリリースしているFerrari F430用のものである。
リアのデザインモチーフがF50とENZOであるため、上記ディフューザーがデザインにとてもマッチしている。
ディフューザーのカーボンンはウェットカーボンであり、その横に配置されているリアアンダースポイラーは、ディフューザーとの繋がりを重視してモデリングされた。

Schwarzer(シュヴァルツァー)
AbflugがJZA80(Supra)を用いて完全ワンオフ製作した世界に一台の車両。
その名前の由来は車両ボディーカラーのこだわりから、ドイツ語で黒を意味する『Schwarzer』を採用。Abflugが離陸を意味するドイツ語ということで、統一感を持たせるためにネーミングはドイツ語を選んでいる。
ネーミング候補は他にも様々あったがSchwarzerという単語で、希望ドメインが取りやすかったことも決定の理由として挙げられる。オーナーが皇帝シューマッハ世代ということで自己満足ながら『Sch』の響きに『速さ』を感じている。



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